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海外ニュース:米国で進む最新の胆道がん・膵臓がんの治験

2019年2月22日

切除不能進行胆道がん・膵臓がん患者は、一次治療から始まる標準療法を続けていきますが、それらに耐性ができてしまうと、最終的にはBSCに行きついてしまうことから、治癒に繋がる新たな治療が強く望まれています。近年、免疫療法、分子標的薬、化学療法による癌の増殖抑制を目指した治療法の開発が進んできており、5年生存率にも改善傾向がみられます。そこで米国で進む代表的な胆道がん・膵臓がんを含む固形癌を対象とした免疫療法と分子標的薬の治験についてご紹介します。

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海外ニュース:米国で進む最新の胆道がん・膵臓がんの治験

2019年2月22日

切除不能進行胆道がん・膵臓がん患者は、一次治療から始まる標準療法を続けていきますが、それらに耐性ができてしまうと、最終的にはBSCに行きついてしまうことから、治癒に繋がる新たな治療が強く望まれています。近年、免疫療法、分子標的薬、化学療法による癌の増殖抑制を目指した治療法の開発が進んできており、5年生存率にも改善傾向がみられます。そこで米国で進む代表的な胆道がん・膵臓がんを含む固形癌を対象とした免疫療法と分子標的薬の治験についてご紹介します。

 

■免疫療法

・切除不能または転移性の胆管癌および膵臓腺癌の治療を受けた患者に対する抗PD-1抗体ニボルマブ(Nivolumab)との併用によるヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬エンチノスタット(Entinostat)の第II相試験

・進行切除不能胆道癌患者に対する第一選択療法としてのゲムシタビン/シスプラチンまたはイピリムマブ(Ipilimumab)と併用した抗PD-1抗体ニボルマブ(Nivolumab)の無作為化第II相試験

・プラチナ療法後の進行性または転移性胆道癌患者における抗PD-1抗体ニボルマブ(Nivolumab)と併用したPARP阻害剤ルカパリブ(Rucaparib)の第II相多施設共同試験

・肝細胞癌および胆道癌における抗PD-L1抗体デュルバルマブ(Durvalumab)および抗CTLA-4抗体薬トレメリムマブ(Tremelimumab)と放射線療法の第II相試験


■分子標的薬・その他の抗ガン剤

・進行HER2発現癌患者におけるHER2標的二重特異性抗体 ZW25の第I相試験

・進行固形腫瘍患者におけるセラミドナノリポソームの第I相試験
(Ceramide NanoLiposome)

・Actuate 1801:難治性血液悪性腫瘍または固形腫瘍を有する患者における、単剤としておよび化学療法と組み合わせた9-ING-41、グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3ベータ(GSK-3β)阻害剤の第1/2相試験

・GNS561-CL-I-Q-0211:肝内胆管癌患者を含む原発性肝癌患者における溶質輸送体(SLC)トランスポーターの小分子阻害剤GNS561の漸増用量の安全性、活性、および薬物動態を評価するための第1/2相試験

・DeLiver-FGFR:FGFR2融合遺伝子陽性の手術不能または進行性肝内胆管癌患者におけるFGFR阻害剤デラザンチニブ(Derazantinib)ARQ 087の第I相試験

・進行性固形腫瘍患者における完全ヒトアゴニスト抗CD40抗体CDX-1140の第I相試験

・線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)の変化を伴う進行型固形腫瘍におけるFGFR阻害剤 Debio 1347-101の第I相試験

・進行胆管癌におけるゲムシタビンおよびシスプラチンと併用したPI3K阻害剤コパンリシブ(Copanlisib)(BAY 80-6946)の第II相試験

・FGFR2遺伝子融合または他のFGFR遺伝子変異を伴う進行性または転移性胆管癌の経口ベースの化学療法に失敗したかまたはそれに耐えられない成人患者におけるATP競合FGFR1-3選択的経口チロシンキナーゼ阻害剤BGJ398(Infigratinib)の第II相多施設共同単発試験

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